職場内の年齢差がありすぎて苦労をしているという体験はないですか?
私の職場でも30代~40代の社員が少なく、20代と50代の社員で構成されています。
そしてつい先日、20代の上が50代という部署の新入社員が、上司に高圧的な指導を受け
そのことを相談出来ずに休職してしまいました。
このように、職場内の年齢層が高い職場は風通しが悪くなる傾向にあります。
そして、そのような職場で働いている若手社員の方は数多くいらっしゃると思います。
そこでこの記事ではそういった職場のあるあるとその対策について解説します。
僕も実際にそのような職場で働いており、記事の事を体験&実践しているので是非参考にして下さい。
【ストレス】職場内で年齢層が離れすぎている
あなたの職場の年齢層、こんな感じになっていませんか?
20代の若手社員が少なく、職場の大半が50歳代以上。年齢差がありすぎて
20代の若手社員の直属の上司が50代の管理職だという方も。
そういった現象によって、若手社員に以下のようなストレスがあるのではないでしょうか。
ジェネレーションギャップが凄すぎて話が合わない
職場内のジェネレーションギャップが凄すぎて、話が合わないというストレスを感じています。
しかしこの件については生きてきた時代が異なるため
音楽の話にしろ、土日の過ごし方にしろ、全く異なる興味があって当然のことです。
また、話が盛り上がってくると、あまり面白くない話を永遠と聞かされます。
興味のない話や、自分が知らない話を永遠と聞くのは苦痛でしかありません。
世間の流行りや一般論が当たり前にならない
下記のような世間の流行りや一般論は、20代~30代の皆様にとっては当たり前かもしれませんが、年長者はそれをあまり認めていません。
たとえば下記。
僕はフルフレックスで勤務し、生産性を高めつつ、家族の時間を大切にできるよう工夫しています。
>>>コアタイム無しのフレックスタイム制を有効に使ってみた【実例】
「経験を積む」という理由で仕事が溢れかえる
また、何でも経験したほうが良いという理由で、どんどんと未経験の仕事が溜まっていきます。しかも若手社員が少ないほど、上司皆が自分の部下だと思い、宿題を与えてきます。
しかし、年長者が多い職場だと下記の図のように、若手社員には複数の上司がいる状態になり、各々の上司の宿題(仕事)で溢れかえってしまいます。
既にやり方を把握している仕事であれば、すぐに対応できますが
初めての仕事・未経験の仕事であれば、その度に大変な労力が必要になり、ものすごいストレスです。
このような場合、身体的にも精神的にもくたびれて、最悪の場合会社を退職することに繋がっています。
年齢層が偏り、若手がすぐに辞めてしまう
会社としては若手の採用を頑張っているのだけれど
採用した若手が年齢層に偏りがある職場が嫌になり、すぐ辞めてしまいます。
それで一向に年齢層のバランスが良くなりません。
では、なぜ若手社員がどんどんと辞めていくのでしょうか。
年齢差がありすぎて職場内の風通しが良くない
まず一番の原因は年齢差がありすぎて、仕事のストレスなどを年が近い先輩に相談する環境がないことです。
どんなに仲が良い上司であろうと、言いたいことを伝えやすいのは年が近い先輩でしょう。
職場内の社員の年齢差がありすぎると、相談しやすい環境がなく、風通しが良くない職場になります。
こういった職場では若手社員のストレスが溜まりやすい状況になりがちです。
新卒学生や若手中途採用に不人気な職場
リモートワーク、フルフレックス、ワーケーション制度など、最近流行りの福利厚生制度が完全に整っていない大手企業などは、新卒の学生や若手中途で就職活動をしている人にあまり人気がありません。
特に、大手製造業や化学メーカーなどは古き良き社風がまだ残っており、就職活動中の学生にとっては避けられがちな印象を受けます。
そういった最近流行りの福利厚生が整っていない職場は若手社員が転職を考えやすく、実際に若手社員が少ないです。
決して上記のような職場が悪い職場だというわけではないですけどね。後述します。
職場の若手年齢層が充実している職場の特徴
一方で最近の若手社員が多い職場といえば、IT系の企業やコンサル業、外資系企業など、給与が高く、自由な働き方ができる職種です。
給与の一部が個人の実績に左右されるなどの、厳しい一面があるものの
自由に働きながら、高い給与を貰えるという魅力に惹かれ、転職をしている若者が多いのだと思います。
職場の年齢層が高いからと言ってブラックだとは限らない
年齢層が高いからと言って、ブラック企業だということが確定するわけではありません。年齢層が高い職場は経験豊かな先輩が多いとも考えられます。
そういった上司が多い職場だと、色々な仕事の場面で助けてくれる可能性が高いということです。
確かに、若手社員よりも働くことに関して意欲的ではないが、給料は高いという上司がいることも現実です。
しかしそれは、その上司が長年働いてきた功績に対して支払われているものだと考えると少しは納得できるのではないでしょうか。
以上の事から、流行りの福利厚生があるかだけで、職種を選択するのはナンセンスです。
ジェネレーションギャップがあるが故の武器
最後に、こういった職場でうまくやり過ごすための武器について紹介して終了します。
話が分かる若手アピールをする
とにかく、「なんだか話が分かるやつだな」と思わせると交友関係も深まり
仕事もうまく行きやすくなります。
意識したいことは下記。
やばいでしょ?でもこれがうまく行くコツなんですよ。職場内だけではなく、人付き合いでも役に立ちますよ。
>>>【実話】退職代行サービスを使ったほうがまだマシだった会社の同僚の話
辞めること・若手が多い職に転職することもあり
あまりにもきつかったら、転職して新しい職業につきましょう。
なんといったって、転職が当たり前の時代だからですね。
辞めることが難しければ、以下の記事を参考に退職代行を使用することも検討ください。
もう少し頑張れば、若手社員の時代が来る
年齢層が高い職場は、数年たてばそのベテランたちが一気に退職し
若手社員が上の立場になりやすい時代が来るということも意味しています。
それをモチベーションに仕事を頑張るのも良いかもしれませんね。
まとめ|がんばれ若手社員
自分だけ劣悪な環境にいる・・と決して思わないでください。若手社員がおらず、周りが年長のベテランばかりという職場は日本中にかなりの数あります。
うまくやり過ごす武器を習得して、現職場でうまくやるか、転職を検討しながら
無理をしないように働きましょう。
上司にも、その若手社員にも問題は合ったんですけどね。