ゼビオのバイトはきついのか、楽なのか
これからスポーツ店で働きたいと考えている人にとっては気になると思います。
そんな方のためにゼビオのバイトできつかった作業を網羅していこうと思います。
というかゼビオのバイトは全然楽じゃありません。楽だったというバイト友達は一人もいません。
けどゼビオでバイトしてよかったという人はたくさん知っています。
この記事ではゼビオのバイトがきついのかきつくないのか、作業ごとに解説していきます。
ゼビオで大学1年生から大学院修了まで6年間勤務した僕がよりリアルに解説しますので、是非参考にしてみてください。
リョー
・上場企業会社員(営業)
・大学院卒、副業でブログとサッカースクールを運営(開業届け提出済み)
・バイトリーダーとして新規バイト採用係として面接官経験あり
・本業の会社でもリクルーターとして就活生の面接を担当
・1人が好き
・趣味はランニング、サウナ、映画、読書
ゼビオのバイトできつかったこと
ゼビオのバイトできつかったなー、しんどかったなーということについて解説します。
完全に僕目線ですが、バイト友だちも未だに言っているので間違いないと思います。
ゼビオの仕事内容などについては下記の記事でもまとめているので、是非参考にしてください。
入荷した商品や季節物の品出し
この作業は基本的に毎日あり、大型の店舗や売上が良い店舗ほど、入荷の量が多くなり
作業量が増えます。
大型の店舗や売上が良い店舗にはたくさんの商品をおいておかないといけないですからね。
一口に商品の品出しといってもいろいろな作業が混ざっているので下記にざっくりとした業務フローを載せます。
・商品が入荷しているかバックヤードに行き確認する。(朝一と昼一)もしくは、夏物や春物など、バックヤードに保管してある商品を確認する。
・新作の商品であれば、その商品を置くための売り場づくりを考える、何日から販売開始の商品か把握する
・既存品の補充であれば、在庫を置く場所を考える。季節物であれば売り場全体のレイアウトを考える。(とはいえ、社員からだいたい指示がある)
・お客様が比較的いないタイミング・もしくは指示されたタイミングで売り場に運び、陳列・収納する
見ての通り結構ボリューミー。これに加え、上長の好みやそのお店のテイストなんかも
気にしながらとなるので、本当に大変。
お客様が少ない時や開店前・閉店後の商品整理
その名の通り商品整理です。
もっと噛み砕いて言うと、新しく来たお客様が売り場を見たときに
まっさらのきれいな売り場に見せるようにすることです。
誰かが明らかに触ったような商品や、荒れた売り場だとなかなか買っていただけなくなります。
具体的な内容は下記。
・平置きの服をたたみ直す
・靴の紐を結んで整える
・ディスプレイ用に飾っている商品が欠品したら補充する
・ハンガーの乱れを整える
半期に一回の棚卸し
ゼビオの棚卸しは夏と冬に行われ、売り場に出ている商品と、バックヤードに保管してある在庫品が正しい数あるか確認する拷問。
大体あるのですが、例えば下記の様なときに地獄を見ました。
・10個あるはずの在庫の1つだけ本来の売り場にない時(しかもどこにあるか検討もつかない)
・100枚以上あるTシャツを数えているときに途中で数がわからなくなる。
・数を数えているときに、数えた商品の山か数えている商品の山か分からなくなる
・バックヤードの高いところに、めちゃくちゃ重い段ボールが保管してある
バイトはバックヤードの棚卸しをしているときは、売り場にはでないようにシフトが組まれていたので
そういう意味ではたまの単純作業として気分転換は出来ました。
夏季休暇やお正月などの長期休暇中と土日の接客
学生の長期休暇中、夏休みやお正月、それからイベント時は多くのお客様がお店に来られます。
また、そういった時期に来店するお客様は購買意欲がとても高いです。
したがって、かなり長い時間の接客が強いられます。笑
とはいえ、接客は営業のベースの作業なので一番楽しいものです。
しかし、長時間続けると体力を消費しますので、大変だよ。ということですね。
長期休暇中やお正月の出勤は心してかかるべきでした。
ゼビオのバイトできついけどやってよかったこと
とはいえ、ゼビオのバイトは身になることも多くてやってよかったです。
社会人になる前の学生の立場で働けたことは社会人になってもかなりアドバンテージがあります。
特に下記することはマジで良かった。
電話対応
ゼビオではかなり頻繁に電話を利用しました。相手は他店の従業員であったり、メーカー本社であったり、お客様。
内容は多岐にわたり、単純に電話を取って繋ぐだけではなく、ある程度仕事が必要だったから下記の例を参考に確認して下さい。
・店内・他店の在庫の確認をして、何日で取り寄せが出来るか確認
・担当者に電話対応が可能か確認する
・電話で聞かれたスポーツ用品について簡単に解説する
他にもありますがとりあえずこのくらい。
とにかく、バイトを経て会社に入社する頃には必要なビジネススキル要素については
大方の経験ができます。
売りたい商品を売るための接客
スポーツ店にはもちろん、スポーツメーカーから指示された商品や本社からの指示を受け、売りたい商品があります。
お店に行くと一番目立つところに飾ってある商品がそれです。
ですので、お客様との接客では、お客様の要望をヒアリングし
必要であれば特に売りたい商品を提案して、購入へと至らせるトークが必要。
押し売りをする訳では無いですが、その商品が必要ではない人に対して
その商品が必要だと思い込ませる営業トークや、納得してもらって購入していただくということは仕事をするうえでとても大切なことです。
ゼビオでは販売コンテストが毎月のように開催され、指定の商品において売上が良かった従業員(バイト含む)に表彰がありました。
身につけたい必要なビジネススキルなうえに、表彰をされるのはモチベーションがあがりましたね。
スポーツのアイテムについて知れる
スポーツのアイテムを知れるというのはスポーツのアイテム博士になれるという意味ではないです。
スポーツのアイテムは体の特徴を最大限に引き出せるように作られているから、スポーツをしない人にとってもかなり良いです。
特にランニングシューズは、他のカジュアルシューズと比較してクッション性に優れており足に優しいシューズが多いです。
現在ではかなりカジュアルに寄せてある、おしゃれなもの多くあり、かなりおすすめできます。
1日中お出かけで足がクタクタになったという経験はありませんか?
ランニングシューズを代用することで、1日お出かけした後でも疲労感が残らず、楽しかった思いだけが残るようにすることが出来るかも。
下のECサイトから検索してみて下さい。
ゼビオできつかったこと【番外編】
ゼビオならではのきつかったことを最後に書いておきます。
ゼビオでバイトがしたい人にとってはかなり有益だと思うので参考にして下さい。
ただ、店舗によって多少違いがあると思うので責任は取れませんあくまでも参考に。
部門ごとに担当者が属人化している
ゼビオの従業員は担当の部門が決まっていて、多くの場合、例えばテニス経験者であればテニスのコーナーが担当になり、サッカーの経験者であればサッカーコーナーが担当になるし、ランニングが好きであればランニングコーナーが担当になります。
部門担当があることは下記の記事でも解説済み。
故に、部門ごとに担当者が属人化してしまいます。ランニングコーナーに居る人はテニスコーナーのことが分かりませんし、レジ担当の人はバスケのことを聞かれてもなかなか答えられないという状況になります。
こういったことによって、一見潤沢にその日勤務の従業員がいるように見えても、ランニングコーナーは人がいないとか、テニスコーナーには人が余るほどいるなどの現象がおき
その日の勤務が激務となるか、イージーモードとなるかが決まっていくわけです。
優秀なバイト程待遇がきつくなる【損をする】
これはどこのバイト先でも同様の現象が起きると思いますが
時給はバイト皆一律なので、優秀なバイトほどコストパフォーマンスが悪くなります。
という人よりも
という人のほうが明らかに色々な部門に出役しないといけません。
また、忙しい時間帯や忙しい週末などは、ほぼほぼ接客をしながら過ごすことになります。
ただし、万一バイトのシフト希望が被って、どちらかのバイトしか勤務できないとなった時に優先的にシフトに入れるのは間違いなく後者のバイトです。
とはいえ、ボーッとしていても時給1000円位貰えるか、激動の1時間を過ごして1000円を手に入れるかでは雲泥の差があります。
すぐに仕事を辞めれる環境ではない
部門ごとに属人化していて、優秀なバイト程多忙になり、そういう環境だからこそ
なにかの理由で辞めたくなった時に、本当に辞めにくいバイト先でした。
ある友人は留学が決まったのに、バイトを辞めることを拒まれ
最終的に「バイトを飛んだ」状態で終りを迎えました。
せっかくバイトにきちんと勤務して、友好関係を築けていたのに勿体ありません。
たしかに、その人にしか出来ない加工や、その人ならではのセールストークによる売上があり、大変貴重な人材でした。
とはいえ
学生にとっては留学など前向きな理由での退職を認めて貰えないときついですよね。
また、そういった方はおそらくゼビオだけではなく、たくさん居ると思います。
そのような方に下記におすすめ退職代行サービスのリンクを載せています。
相談は無料ですので、バイトも会社も無事に退職出来るように相談をしてみて下さい。
\約3分で返信がもらえる/
LINE・電話・お問い合せフォームで気軽に相談可能
まとめ
今回はゼビオのバイトできつかったことを、実体験を元に書きました。
とはいえ、下記の記事でも書きましたがゼビオのバイトは本当にやってよかったです。
是非参考にして下さい。
僕はランニングシューズやスニーカーが陳列してあるシューズコーナーにいましたが
毎月目玉商品が変更になり、かなりの数の売り場レイアウトの変更を経験しました。