バイトの休憩、何分前に仕事に戻ればいいかわからない。
これは誰にでもある問題だと思います。
その問題点を解決するためには、何をするために、休憩から早めに戻れば良いのかを考えれば、あなたに適した休憩から戻る時間について考えることが出来ます。
今回の記事ではバイトの休憩時間終了何分前に仕事に戻るのが適正なのかに付いて解説します。
バイトから会社員まで、共通の考え方ですので、ぜひこれから初めて働くよという人から、働きはじめの方まで、参考にしてみて下さい。
リョー
・上場企業会社員(営業)
・大学院卒、副業でブログとサッカースクールを運営(開業届け提出済み)
・バイトリーダーとして新規バイト採用係として面接官経験あり
・本業の会社でもリクルーターとして就活生の面接を担当
・1人が好き
・趣味はランニング、サウナ、映画、読書
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バイトの休憩時間について
バイトの休憩時間から何分前に業務に戻るかについて、考える前に
バイトの休憩時間がどのように定められているか知り、休憩するということの考え方を変えましょう。
バイトの休憩時間は法律で決まっています
バイトの休憩時間は法律で決まっています。
労働基準法によれば、一定の労働時間に対して一定の休憩時間を与えることが義務付けられています。
労働基準法第34条には以下のようにあります。
『使用者は、労働時間が六時間を超える場合においては少なくとも四十五分、八時間を超える場合においては少なくとも一時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。』
下記の記事が参考になります。
https://www.rytism-ryoblog.com/rest-time/休憩することはバイトの権利です
休憩することはバイトの権利であり、労働者の健康と安全を守るために重要な要素です。
ですので、休憩することに対し申し訳なく感じたり、休憩時間を削って働いたりすることは基本的に必要ありません。
確かに状況によってはお店の人を助けたかったり、もっと働きたいと思ったりする事があるかもしれません。そういうときはバイト先に相談して働くのも良いでしょう。
ですが、そういうときは基本的にバイト先が働く環境を見直すべきです。人員が足りていないなどの事があれば、バイトの労働力でカバーするのは間違っています。
あなたの休む時間はあなたがしっかり働く為の休憩時間です。
しっかりと休憩してくださいね。
下記の記事で休むことの大切さについて解説しています。是非参考にして下さい。
バイトの休憩から何分前に戻ればいいか
それでは、実際に業務には何分前までに戻ればよいでしょうか。
この点については、答えが明確にあるわけではありません。
しかしながら、10分前に戻っても、ギリギリに戻るのも良しとされていません。
その理由を下記で解説していきます。
バイト休憩から戻るのは5分前までにと言われることが多い
一般的には、バイトの休憩から戻るタイミングは休憩終了の5分前までに戻ることが多いです。
なぜなら、バイトの休憩時間もしっかりと確保させることが出来た上で、休憩後の業務の再開を円滑にすることが出来る最も良い時間だからです。
休憩中に進んだ仕事や次に休憩に入る人への引き継ぎ、トラブルやクレームがあった際には、それを把握するようにします。
また、飲食でキッチン担当の場合は、休憩再開後に仕事しやすいように自分の身の回りを整頓して置かなければ、直ぐに注文が来た場合焦ってしまいます。
しかしながら、「それだと休憩時間が5分短くなるではないか!」と怒る人もいるかもしれません。
そういうわけではないので、次に説明します。
実際は仕事ができる状態を作っておく必要があるだけ
「それだと休憩時間が5分短くなるではないか!」と怒らないでくださいね。
バイトでよく、5分前には戻ってきてねと言われるのは、
休憩後に仕事を再開してすぐに仕事ができる状態を作っておいてね。という意味合いです。
先程の項でも述べましたが、休憩から戻ってきた直後に仕事が急に飛んできても、準備ができていないと対応できないかもしれません。
ましてや、対応したとしても、焦りや戸惑い、正確な判断が出来ず、ミスをしてしまったり、怪我をしてしまったり、落ち着いた対応ができない可能性もあります。
ゆとりを持って、落ち着いて業務再開できるように5分前に戻ってきてと言われているのですね。実際は2分でも3分前でも状況や経験に応じてはOKということです。
つまり重要なのは、休憩終了後に仕事にすぐに取りかかることができる状態を整えておくことです。
自分の体調や業務の状況に合わせて、休憩から戻るタイミングを調整すればよいのです。
バイト先から始業時も5分前には来てと言われたら
上記で解説した、休憩から業務に早く戻ってきてほしいと言われる状況以外に、始業時も5分前に来てほしいと言われることがあります。
さて、そんなことを言われたらみなさんならどう思いますか?
ここまで読んでくださった方なら、そう言われる意味がなんとなく理解できているかもしれません。
バイト前に着替える時間も就業時間
もちろんのことながら、もしバイト先から始業時にも5分前に来るように言われ、5分前から仕事を始めれば、その時間も労働時間になります。
しかしながら、バイト先が5分前に来てねと話すのはおそらく、始業時にスムーズに仕事を始めれるようにするためです。
先程も述べましたが、慌てて、落ち着きのない状態で仕事を始めてしまうと、ミスがしょうじたり、怪我をしてしまう可能性も高くなります。
着替えを済ませたり、今日どんな仕事があるかなと考えたりする時間に使うと良いでしょう。
何分前に戻ればいいかについてバイト先に相談しよう
何分前に戻ればいいか分からないときは、素直にバイト先に何分前に戻ればいいか確認してみましょう。
バイト先によっては5分前に戻ることでさえ早すぎる事があるかもしれません。
もしくはバイト先のルールで、着替えや、休憩から戻ってきた後の確認作業の時間を確保してある場合もあるかもしれません。
そんなときはバイト先へ確認するほうが良いです。後々行動しやすくなりますしね。
もしも確認して、10分前とか、15分前にという場合はかなり厳しいルールだと判断して良いです。
バイトを変えるのも良いと思います。
良いバイト先の探し方には、下記の記事が参考になると思います。
是非参考にして下さい。
休憩から戻るのが早すぎて怒られることもある
闇雲に休憩を短くし、働いてばかり居ると
かえってバイト先に怒られてしまうかもしれません。
バイト先は労働者を決まった時間休憩させる義務があるからです。
確かに、休憩時間を惜しんでたくさん働いてくれるバイトの存在はとても貴重ですが
バイト先もそうはいかないわけです。
むしろ、きちんとルールを守ってくれるバイトが重宝されます。
いずれにしても、もし不明な点があれば、バイト先に相談して明確な指示を受けることが大切です。ちょうどよい時間管理・調整を心掛けましょう。
バイトは時間にゆとりを持った行動が大切
何度も解説していますが、バイトをする上で時間にゆとりを持った行動をすることは重要です。
余裕をもって始業や休憩終了の時間に戻ることで、仕事に集中しやすくなります。
何より、時間管理を意識し、スケジュールを把握することで、ストレスを軽減し効率的に働くことが出来ると、ミスの軽減に繋がり、自ずとあなたの評価を上げることに繋がります。
例えば、今回の記事では休憩時間からの戻る時間について解説しましたが
出勤時に関しても同様ですし、バイト以外についても時間に余裕を持って行動することは大切です。
これを機に、私生活に置いても見直して見て下さい。
まとめ
バイトの休憩時間は法律で定められており、労働者にとって重要な権利です。
休憩から戻るタイミングや始業時の時間については、バイト先のルールや指示に従い、柔軟に対応しましょう。
時間にゆとりを持った行動を心がけることで、労働環境をより良くし、円滑な業務遂行につながります。
休憩時間の終了前に戻る際は、自分の体調や業務の進捗状況を考慮し、仕事に集中できる状態になるよう調整しましょう。
バイトが大変で、たまには休みたいというときもあると思います。
そんなときは休むことも大切です。下記の記事を参考にしてみて下さい。